中期経営計画作成その他、税金に関すること

税理士です。経営計画を川口市、さいたま市、東京近郊でつくってます。

税金滞納したらどうなる?

いつもブログを読んでくださり誠にありがとうございます。

  1年に1回くらい、税金を滞納したから相談を受けることがあります。   税金を滞納するのは、100人に1件くらいの割合ですが、   今後、消費税の増税等により、滞納のご相談が増えるかもしれません。   今回は、そんな税金の滞納のあらましと対策についてお話したいと思います。  

 

「税金の滞納とは」

 

  平たく言うと、納期限までに税金を納付しないことです。   ですが、納期限から数日くらい遅れて納めたって、すぐに差押えが入ることはありません。  

 

「滞納処分の意義」

 

  滞納処分とは、納税者が税金を任意に完納しない場合に租税債権の強制的実現を図る   手続きであり、差押え、換価、配当などからなります。   納期限までに納付しないと、税務署より督促が入ります。督促しても納付しないと、   差押えが入り、換価、配当となります。換価とは、差押財産をお金に換えることです。   配当とは、換価したお金を滞納国税その他に充当することです。  

 

「差押えの対象となる財産」

  一口に差押えといっても、なんでもありではありません。

  条件として   ・外国の財産は対象となりません   ・財産は滞納者に帰属している必要があります。   ・財産は金銭的な価値を有し、譲渡又は取り立てができる必要があります。   ・差押禁止財産(給与のうち最低生活保障部分など)でないこと

  対象となる財産として   ・動産又は有価証券   ・債権(売掛金、預金など)   ・不動産   ・船舶又は航空機   ・自動車、小型船舶、建設機械   ・特許権等   があげられます。ポピュラーなのは、売掛金や預金です。これらの財産は、   不動産のように公売にかけてお金に換える必要がないため、滞納税金の   早期回収が可能だからです。

 

  「滞納する事業者の特徴」  

・銀行借入が多い

  運転資金の借入が多く、利益がでても、その分は銀行借入の返済に回すことになり、   税金の支払いまでまわせません。  

・養育費の支払い等で大変   離婚した場合の養育費等の支払いで、お金がない場合もあります。

  ・お金の管理がルーズ   毎月の売上を把握していないとか、生活費、経費、税金、ローンといった支出の   流れがあいまいだと、滞納となってしまうようです。  

 

  「滞納しないために」  

 

国税庁によると、平成27年の滞納発生率は、0.9%です。   100人いたら99人は、滞納となることはないと言えます。   それでも日ごろから   ・税金の支払いの計画表を立てる ・支払うおカネの棚卸(生活費、経費、税金、ローンなど)をする   といったことをしておけば、滞納どころか、   資金繰りの改善にもなります。   また、銀行借入、各種支払いがきつい場合は、税理士にご相談ください。   場合により、弁護士等の無料相談のご案内もしています。   税金で悩んでいたら、専門家に相談するのが、近道です。