中期経営計画作成その他、税金に関すること

税理士です。経営計画を川口市、さいたま市、東京近郊でつくってます。

営業C/F:キャッシュフロー計算書

いつもブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。  途中、エクセルのテンプレートで、練習問題を解いていただき、 お金の流れを感覚的につかんでいただけたらと思います。 今回は、まず営業活動におけるキャッシュフローを見てゆきます。 営業活動におけるキャッシュフローとは、 平たくいうと、モノを売ったり買ったりするときの資金の流れを追うものです。 モノを売ったら、売上は立ちますが、お金の回収がまだの場合、売掛金となり、 お金の増加はもたらしません。 キャッシュフロー計算書では、お金の増加をもたらさないということは、 お金が出てゆくものと考え、この場合、現金預金はマイナスとなります。 このようなモノの増減と資金の動きの関係をエクセルでまとめたのが、 下記の図です。

エクセルの図

 

 

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このエクセルの図はものすごくはしょったものですが、要は、資産が増えれば、お金は出て ゆき、資産を減らせばその見返りとしてお金は入ってくる。その一方で、買掛金などの負債 が増えれば、お金の支払いがまだですからプラスになり、債務が減れば、お金が減るという ものです。 事業において資産とは、利益(お金)を生み出すもととなります。そのため、そのもとでと なる資産を増やすと、お金は出てゆきます。商品が売れることで、在庫が減ればお金が入っ てきます。商品を仕入れても、買掛金の支払いがまだなら、お金はプールされたことになり、 プラスとなりますが、お金を支払い買掛金という債務を減らせば、お金が減ります。 こうしたプラス、マイナスを当期利益に加減していって、どのくらいのお金の増減 があったかを示すのが、営業活動におけるキャッシュフローです。

 

それでは、下記のエクセルでつくった損益計算書と期首と期末の貸借対照表から、 1年間の営業活動で、どれだけのお金の増減があったか、考えてみます。 このサンプルのみかたですが、 期首と期末の商品、買掛金の増減を空欄のテンプレートに書きます。 期首と期末の商品、買掛金の差額を上記のエクセルの図や解説を参考に 営業C/Fのテンプレートに埋めていってください。

 

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回答と解説は最後に加えます。 

いかがでしたでしょうか? 回答は、下記の通りです。 C/Fのサンプル 期首と期末の商品を比べると商品が1000増えています。これは1000商品を買ったものと 考え、「-1000」となります。その一方、期首と期末では買掛金が2000増えています。 これは、未払のお金が2000増えたことを意味し、お金の増加をもたらします。

 

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こうした資産と負債の増減から資金の流れを読む経験は、はじめてのかたもいるかもしれ ません。ですが、こうしたトレーニングを通じて、数字に強くなることで、 お金の流れを読む力がつきます。こうしたトレーニングの先に、資金繰りの改善のヒントが 見つかれば幸いです。