経営力向上計画とは
いつもブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。
事業計画書作成で、優遇税制や金融支援等が受けられる
経営力向上計画の存在をご存じでしょうか?
中小企業・小規模事業者等は、業種の特性を踏まえつつ、
顧客データの分析を通じた商品・サービスの見直し、
ITを活用した財務管理の高度化、人材育成、設備投資等により、
経営力を向上して実施する事業計画について、国の認定が得られます。
経営力向上計画のメリットは、以下の4つです。
①固定資産税が3年間半分になります。
一部地域や業種は限定されるものの、 機械装置、工具、器具備品、建物付属設備を取得すると、 固定資産税が3年間にわたって半分に軽減されます。
②即時償却・税額控除の適用
経営力向上計画に基づき、一定の設備を取得し、指定事業として導入した場合、 即時償却・税額控除が受けられます。 即時償却とは、取得した設備がその年度に100%経費になるとうことです。 固定資産税の特例と併用することができます。
③日本政策金融公庫による低利融資
新事業活動促進資金を受けることで、政策公庫が掲げる 基準金利-0.9%の設備投資の融資を受けることができます。 ただし、融資を受けられない場合もあるのでご注意ください。
④各種補助金の加点・優先選択
ものづくり補助金、IT導入補助金、事業承継補助金など、 審査時に加点を受けることができます。
この経営力向上計画にあたり、アンケートのサンプルを用意しました。
貴社の資本金はいくらですか?
決算月は?
直近末の売上は?
従業員数は?
事業内容は?
貴社が今後5年間で取り組んでいきたい事項は何ですか?
・人材の強化
・設備、ITの導入
・費用管理の徹底
経営力向上計画も経営計画書も同じようなものです。 ただ、いざ節税や低利融資を受けようとする場合、 サイドバーのテンプレートなどを活用し、 日ごろから自社でエクセルの計画書を作っていたりすると、 計画の精度があがり、補助金の採択率も上がります。 実際、ひごろ、エクセルのテンプレートをもとに経営計画書を つくっているかたは、下記のHPの「成功事例」に掲載されています。 ぜひ、のぞいてみてください。