中期経営計画作成その他、税金に関すること

税理士です。経営計画を川口市、さいたま市、東京近郊でつくってます。

仕事で役立つ読書法

いつもブログを読んでくださり誠にありがとうございます。  

GWは「項羽と劉邦」、今回の3連休は「坂の上の雲」、と   連休中長編歴史小説を読むのが癖になっている税理士です。  

 

読書は単に趣味だけではなく、仕事で役立ちます。   今回は、仕事で役立つ読書法を2つにわけてご紹介します。   これは持論ですが、仕事で役立つ読書法には、   狩猟型と農耕型の二つがあると思います。  

 

狩猟型とは、数ある書物から必要なところだけ、抜出し、   持論を書物により、根拠だてるものです。   どちらかというと、経営者や経営戦略に携わる人向けです。

 

  農耕型とは、一つの本を繰り返し読み、本により、   自分の頭を耕すものです。   繰り返し読むことで基礎知識や引き出しを増やします。   どちらかというと、技術者や事務員、あるいは仕事で役立つ資格をとって   活躍したい人向けです。  

 

もう少し、具体的に本のタイトルなどをあげてゆきましょう。   狩猟型の本として、もっともすぐれた本があります。   立花隆さんの「ぼくはこんな本を読んできた」です。   ここには、速読のしかたが書かれています。   佐藤優さんによると、昔はKGBが立花さんと同じ本の読み方   (というより、情報の取り方)をしていたそうです。   情報という獲物を効率よく本というフィールドから狩り取ってくる   といった読み方です。こうした読み方は、日露戦争の際、   連合艦隊の作戦参謀だった秋山真之も行っています。   陸戦、海戦の古今東西を問わず、あらゆる戦史から、   必要な情報だけを狩り取ってくるといったやり方は、   本を使って、自分の意見を体系的にまとめてゆくのに適しています。   現代では、インターネットを使用し、   こうした必要な情報だけを狩り取ってくる経営コンサルタントもいます。   戦略的な思考力のある人向けの読書法です。

 

  つぎに農耕型を少し詳しく見てゆきます。   農耕型は、狩猟型のように必要な情報だけを本から狩り取ってくるのではなく、   本を暗記することが基本です。   私自身、経営計画書を業務とするなか、   古田土満先生の「経営計画のつくり方」という本を   今でも繰り返し読み、   そのなかのテンプレートなどを実務で活用しています。   エクセル一つの経営計画書で会社が変わると信じるためか、   今年だけで5回以上読みました。   税理士試験のときは、   勉強時間の6割は、税法の暗記でしたので、やはり、繰り返し読んでました。   所得税のテキストは、   100回は読んだと思います。   農耕型の場合、狩猟型のように必要な情報を狩り取ってきて、   自分の考えを正当化することで仕事に役立てるのではなく、   知識の一定の型を頭に組み込み、   間違いのない仕事をすることが目的となります。

 

  要は、狩猟型は、   たくさん本を読んで自分の考えを正当化することで自分の意見を   仕事で通しやすくします。   農耕型は、一つの本を暗記することで、正確な仕事を行い、   周囲からの信頼を得ることで仕事に役立ちます。   いろんな読書法があると思いますが、   こうゆう分け方もいいのではないでしょうか?