中期経営計画作成その他、税金に関すること

税理士です。経営計画を川口市、さいたま市、東京近郊でつくってます。

脱!放漫経営~新経営計画書のすすめ~

「5年後の生存率は82%?」

2011年度の中小企業白書によると、5年後に生存している企業の割合は82%、10年後の生存率は70%、20年後には52%となっています。5年後には2割、10年後には3割、20年後には5割の企業が姿を消す計算です。

ネット上には、3年後には7割、10年後には9割が姿を消すといった情報もありますが、本当のところ、どうなっているのかは、よくわかりません。

ただ、㈶中小企業調査研究報告によると、倒産原因として、1)放漫経営(事業上の失敗、事業外の失敗、融手操作)2)過小資本(運転資金の欠乏、金利負担の増加)3)他社倒産の余波(不良債権発生)4)既往のシワ寄せ(赤字累積)5)その他(代表者死亡等の偶発的原因)6)信用性低下(金融機関・取引先の打切りなど)7)販売不振8)売掛金等回収困難9)在庫状況悪化10)設備投資過大と10項目あがっています。

倒産原因の1番目である放漫経営のうち、事業上の失敗には、「事業計画または資金計画の粗雑、もしくは無計画」といった項目が含まれています。経営計画書を作成することは、放漫経営から脱却し、倒産のリスクを回避するためにも有効です。

「自分で経営計画書を作っている会社でも、3年後は倒産する?」

経営計画書のテンプレートでもっともシンプルなものは、損益計算書のテンプレートです。 いくつかサンプルをPDFで用意しましたので、お使いください。

テンプレート①

テンプレート②

テンプレート③

こうしたテンプレートをもとに自分で経営計画書を作成している会社なら、放漫経営ではないですから、倒産のリスクはないのでしょうか? いいえ。そんなことありません。こうした会社でも、プロである会計事務所が経営計画書を作ると、資金繰りが枯渇し、3年後に倒産する見通しがたってしまうこともあるんです。放漫経営から脱却するためには、経営計画書を作ることは必要ですが、自分で経営計画書を作っていて、外部のチェックが入らないと、ダメなんです。

「計画を立てっぱなしという事がなくなりましたし、気付きを得ることもできます。」 私がサポートしている社長さんに、5年後倒産しない経営計画書を作成していただいたあと、半年たっときのことです。「計画を立てっぱなしという事がなくなりましたし、気付きを得ることもできます。」と言ってもらいました。その方は、テンプレートをもとに自分で経営計画書を作るかたです。その会社の先代が放漫経営だったのを教訓として、そこから脱却すべく、自分でいろんな本を読み、勉強し、きめ細かい経営計画書を作っています。しかし、そうした方でも、すべてが見えるわけではありませんし、将来的なキャッシュフローの予測まで計画に反映させるには、経営計画書を作成する専用ソフトをもつ会計事務所に依頼するしかないのが実情です。 5年後に会社を倒産させたいですか?させたくないですか?経営計画書の作成から、会社のリスク管理の第一歩が踏み出せます。5年後の中期経営計画を立てるといっても会計事務所と一緒なら、たった1日でできてしまいます。興味のある方は、ご相談ください。